スピーカー改造


2007/11/2

PA用スピーカーを買ってみたものの、所謂ノーブランド品で思ったより音が悪かった。
で、それだけなら、まだ、俺の改造心に火がつかなったんだけど、一定以上音量上げると
片方が歪む。気になってばらしてみたところ、ツイーターのケースが壊れており、螺子が
閉められなくなっており、それで、歪んでいるようでした。ぶっちゃけ、接着剤などで、
固定してしまえば、歪は取れたでしょうが、上記通り、音が思ったより悪かった。
そして、なにより、このスピーカーは、友達の結婚式で使う予定だったので、
どうせなら、良い音で使いたかった。

てな、理由で、とりあえず、ツイーターを探した。まあ、15インチウーハーとはいえ、
あまり、高出力に耐えられるようには、見受けられないし、どちらかというと、何れは、
フロアモニタースピーカーとして使えれば良いかなって位に考えていたので(もちろんフロア対応)
プログラムで100W位の許容があれば良いかなって物色しました。
一番良かったのは、FOSTEXの100HTか300HTでしたが、ホーン付きでサイズもちと、小さいかな?
と、そもそも、取り付けがめっちゃむずいなってことと、納品に時間が
掛かりそうだったので、却下にしました。
FOSTEXは、スキなメーカーだし、ちょっと残念でした。

で、次の候補としてでてきたのは、やはり、スキナメーカーである、PEAVEY
だけど、予算と、性能でいうと、ちょうど良いのがありませんでした。
次に、あまり乗る気ではなかったのですが、CLASSIC PROこいつは、
性能、値段でよいのがありました。色々考えてCPD44にしました。



左がCPD44で右が純正です。CPD44は、初めてもった瞬間重い・・・なんじゃこれって思い
本当に付くかどうか焦りました。一方、純正は、ダイヤフラムも紙製でケースも樹脂でいかにも安っぽいです。
見た瞬間これだめだった思いました。

一本6800で、性能はこんな感じでした。

■許容入力:100W(プログラム)
■インピーダンス:8Ω
■周波数特性:800Hz〜18kHz
■音圧:105dB
■寸法:13.5φ×5.3cm

これいれとけば、ダイヤフラムが飛んだときでも、リーズナブルに交換できるかな
ってのもあり、決めました。

とりつけは、根拠はなかったけど、何とかなるだろうって(笑)




背面パネルを外し、純正ツイーターを取るとこんな感じです。




この辺を見ながら、30分ほど、悩みました。純正ツイーターは、真ん中の螺子2つを利用し
固定されていました。これをみると、計6本で固定が可能ということです。重量的に
鉄板を6本螺子で固定しなきゃだめそうだなって判断しました。




とりあえず、くろがねやで、ステンレス板、鉄きりハサミを購入し
型を紙で作成してみました。鉄きりハサミは、売り場の最強のものを買いましたが、
完全に性能不足でしたが、そこは、握力で無理矢理切りました(笑)




しかし、背面パネルだけ外してなんとかなるような位置ではなかったので、
とりあえず、エンクロージャーもバラシマシタ。






これがまた、メッサ辛いんです、螺子の締め付けトルクでかいし、そもそも、部品が重いんです・・・・



お分かりでしょうか、今回、面倒だったポイント、そう、エンクロージャーの都合、
ツイーターを入れると、完全に、ホーンに収まってくれなかったんです・・・
エンクロージャーをぶった切るのもどうかと思い。ここは、ホーン位置を調整しました。
え?どうやってって?それは、半田ごてで、樹脂を溶かしてです(笑)めっちゃ部屋が
臭くなりました。良いこのみんなは真似しないように(笑)




そして、現場は屋外に。ドリルの出番です。夜中にちゅいーんちゅいーんしました・・・




で、完成品です。もはや、きれいさなどどうでも良かったです。
付けばよいだろうと(笑)



ツイーターをつけるとこんな感じです。ツイーターとステンレス板は、
ボルト2本で固定しました。まあ、太いボルトなので、大丈夫でしょう。




で、エンクロージャーを組み立てなおし、配線も終了です。こう見るとツイーターがでかいことが
よく分かります。因みに、接続端子が斜めっているのは、固定する都合上こうなっちゃいました。



ここがポイント。

一連の流れは、きわめてシンプルですが、いかんせん体力のいる作業でした。もちろん
×2の作業になります(笑)

感想・・・ネットワークの設定が今一な部分があるのかもしれないけど、ちと、急に高音が出ている部分
があります。でも、ノーマルから考えると素晴らしく音が良くなりました。今は、リビングに常駐し、
ちっと、良い音で音楽を聴きたいときなどに利用しています。


トップへ
トップへ
戻る
戻る